ダンスの怪我からカラダ守るポイント
みなさまこんにちは!
90日でカラダの使い方を変える
骨格フィットネス「ピラダンス」の吾妻えれにです
ダンサーに怪我はつきものです
私の周りのプロダンサーたちも30代を過ぎた辺りから
怪我に悩まされる人が増えてきました
普通に生活をしているだけでも怪我をする人がいるのだから
ずっと踊っていればそりゃ怪我しますよね・・・

ただ、人間のカラダは鉄が錆びるのとは違って日々生まれ変わっています
皮膚のターンオーバーは28日というのは有名な話ですが
骨も3年ぐらいかけて生まれ変わってるってご存知でしたか?
そう考えるとまだ期待が持てますね
そうは言っても、軟骨のすり減りはタイヤのすり減りと同じで
一回すり減ると元には戻せません・・・
タイヤのようにスペアは存在しませんので
こうなってしまうと保存療法か手術となるわけです
このようにどうしようもない怪我はあるんですが・・・
それ以外の怪我は比較的予防することができますので今回はそれをご紹介していきますね!
怪我をしやすい場所別に見ていきましょう!
腰
腰はダンサーでなくても比較的多くの人が痛みを抱えている場所だと思います
・腰椎ヘルニア
・ぎっくり腰
・分離症
・すべり症
・狭窄症
など腰の痛みは種類がいろいろあるので一概に言えませんが
比較的「反りと丸めの柔軟性のバランスが悪い」と良くない傾向にあります
どういうことかというと
①反る方向には非常に柔らかいのに丸める方に硬い
②丸める方向には非常に柔らかいのに反る方向に硬い
という感じですね
これは骨というよりは骨にくっ付いている筋肉が硬いということになりますが
この柔軟性のバランスを取ることが重要になります
また、腹筋よりも腹圧に重点を置いてトレーニングすることで
腰椎を守ることができるのでこれもポイントになってきます
膝・足首
次に多いのが足の怪我ですね
半月板損傷や靭帯の断裂、捻挫など・・・
特に衝撃とねじれに弱い膝はダンスの動きには特に弱いです
膝や足首で損傷しやすいのが靭帯です
靭帯を守っているのは筋肉なんですが
膝や足首自体にはもともと筋肉が少ないということが原因になっています
ここで重要になってくるのが「固有受容神経筋トレーニング」です
PNFトレーニングとも呼ばれていて脳からの司令となる神経トレーニング
難しい言葉ですが、簡単に説明すると
例えば不意に体勢を崩したりした時に「このように足を着地すればバランスが取れる」と
カラダが勝手にそのように動いてくれる反射神経のようなものの一種です
猫を高いところから落とすと勝手にくるっと向きを変えて着地しますが
そんなのと似ているのかもしれません
瞬間的なので意識的に使うことは難しいですからトレーニングが必要なんですね!
ピラダンスではこの脳とカラダをつなぐ神経系のトレーニングは結構あります
今回は足の怪我を予防する固有受容神経筋のピラダンストレーニングをご紹介しますので
足の怪我に悩んでいる方はぜひトライしてみてくださいね⇩
そのほかにも首や疲労骨折など怪我はいろいろありますが
やっぱり踊った後にしっかりと筋肉を緩めるストレッチをすることが非常に大切です
長く楽しく踊り続けるためにもストレッチナイトルーティーンもぜひ習慣にしてくださいね